精密採点DXは「音程」「安定性」「表現力」「リズム」「ビブラート&ロングトーン」の5項目をそれぞれ100点満点で採点し、総合点を出します。
これらの重要度は
音程 >> 表現力 ≧ ビブラート&ロングトーン ≧ 安定性 >> リズム
とのこと。
さらに、裏加点などもあるようなのですが・・・。
私が95.471点を出した時の内訳はこのような感じ。
レミゼの「夢やぶれて」
華原朋美さんバージョンです。
音程正解率は91%とそこまで高くはありません。
ビブラートも26秒かかってますが、質自体は、浅くて、あまり高評価ではないような。
なのに点は出ました。
あれれ??
こっちの曲のほうがずっと音程正解率高いのに得点は低い!
「涙そうそう」
音程正解率取りやすいです。
ちゃんと譜面を見て音をとったこともないし、覚えるために原曲音源を聞き込んだ訳でもなく、ナチュラルに、自分の記憶にあるなんとなくなメロディーを歌って、音程正解率低めのこの私で95%出ます!
とにかく音程正解率で高いパーセンテージを出したいって方には、ほんとにおすすめです。
ただ、総合得点は伸びないのです。。。
91.385点
破綻なく、無難に歌えているというところでしょうか。
うーん、ビブラートの評価は「夢やぶれて」とどっこいどっこいな気がしますし、「抑揚」の部分で差がついたと見ます。
「夢やぶれて」は歌い込んでいる曲で、歌詞もメロディもすべて記憶していますし、もちろん譜面を見て音をとっています。
そして、壮大なミュージカルナンバーなので、繊細に抑えて歌うところから、ダイナミックに歌い上げるところまで、1曲の中で表現できる幅がとても大きいです。
それと同時に、ワンフレーズの中でもそれぞれに抑揚をつけています。
対する「涙そうそう」は、メロディがわかりやすく、声域的にも出しやすいので、音程は正確に歌えるのですが、歌い込んでおらず、まだまだのっぺりと歌ってしまっているのかと。
機械的なカラオケの採点ですら、音程だけでなく、歌として素敵になっているかどうかってことも問われるんですね。
ちなみにある曲の分析レポートで、次のようなコメントをいただきました。
「音程は完ぺきに近いです。あとはビブラートの技術を磨けば、鬼に金棒ですよ。」
「ビブラートの技術を磨けば鬼に金棒ですよ」
「ビブラートの技術を磨けば鬼に金棒ですよ」
ええ、ええ、自覚しておりますとも。
ビブラート、ビブラート、ビブラート。
絶対に習得せねば!